当院の自律神経失調症に対するアプローチ
1,自律神経失調症とは?
循環器や消化器、呼吸器などの活動を調整するため、自分の意思とは無関係に24時間働き続けているのが自律神経です。
自動的に反応する神経のため、呼吸・血液循環・体温調節・消化・排泄・生殖・免疫などの機能を無意識に調整しており、生命維持には欠かせません。
自律神経の緊張が亢進すると、体のだるさ・便秘や下痢・頭痛・ほてり・動悸・しびれなどの症状が出現します。
「自立神経失調症」は特定の疾患名ではなく、体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経の2つのバランスが崩れた状態です。
2,自律神経失調症になる原因は?
不規則な生活によって自律神経が興奮し続けたり、ストレスによる刺激、更年期におけるホルモンの乱れ(更年期障害)、先天的要因などが挙げられます。
また、栄養障害(鉄不足、ビタミンB群不足、タンパク質不足、低コレステロール血症など)が症状の起因となっていることもあります。
3,自律神経失調症に対するアプローチ
1)アトラスオーソゴナルカイロプラクティック
当院でメインとして行っている治療法‘‘アトラスオーソゴナルカイロプラクティック‘‘は第一頚椎(アトラス)の捻じれや傾き(サブラクセーション)を正常な状態(オーソゴナル)にする300以上あると言われているカイロプラクティックテクニックのうち最も最新の治療法です。
アトラスを含む上部頸椎の中には、生命維持に最も重要と言われる、脳幹が有ります。自律神経失調症の場合交感神経が優位に働きますので、拮抗する副交感神経を優位にさせなければなりません。副交感神経は脳幹及び仙髄から出ています。
アトラスオーソゴナルを施すことによりアトラスが正常な位置に矯正され、脳幹への圧迫を取り除きます。しかし、アトラスオーソゴナルを行うにあたり、レントゲン撮影および分析が必須となります。レントゲン撮影でどのような捻じれ、傾きが有るかを確認しない事には矯正(アジャストメント)を行えません。何故なら体表からの見え方と、内部の状態はイコールにならないからです。生命維持に最も重要な部分であるだけに、確実な治療を行わなければ、返って悪くしてしまいます。しかし、レントゲン撮影、分析を行う事により、安全かつ、正確な治療を行う事が出来ます。
アトラスオーソゴナルカイロプラクティックについての詳しい内容はこちらのブログを参照ください。←クリックするとページに飛びます。
2)分子栄養学(オーソモレキュラー)
当院では、自律神経失調症なる原因で上げた栄養障害(鉄不足、ビタミンB群不足、タンパク質不足、低コレステロール血症など)に対し、分子栄養学(オーソモレキュラー)に基づいた栄養指導を行っています。
自律神経の乱れは鉄が不足するとメンタルが不安定になります。やる気を高めるノルアドレナリン・ドーパミン、興奮と抑制のバランスを調整するセロトニンといった脳内神経伝達物質が、タンパク質を原料として造られる際に鉄が必要だからです。
また、提携病院にてフェリチン値(貯蔵鉄)の数値を計測して頂き状態も確認します。
当院お薦めの自律神経系安定セット
・持続放出ビタミンC
・ナイアシン
・ノンフラッシュナイアシン
・キレート鉄
・エクスプロージョンプロテイン
ナイアシンを摂られる際は、反応として赤くなったり、痒くなるのでお気を付けください。
ノンフラッシュナイアシンから始めてみるのがお薦めです。
また、ビタミンCを同時に摂る事により、栄養素の吸収の効率を向上させます。
3)NEO TECHTRON ONEP-6
低周波(表面)と、高周波(深部)をランダムに刺激します。
また、痛みや痺れをとるハイボルトを流すことが出来る電気です。
この電気は周波数帯を変化させることが出来、1/Fゆらぎという周波数も流すことが出来ます。
睡眠や体を休めることが副交感神経を優位にする効果があります. ところが, ストレスを強く感じている時は, このよな方法を十分に活用することが困難になります。
1/Fゆらぎという周波数は交感神経の活動を抑制させ、副交感神経を優位にさせることが出来ます。
赤ちゃんがお母さんの胸に抱かれて気持ちよく寝てしまうのは、この1/fゆらぎを持つ心拍を聞いているからと呼ばれています。
4)マイナスの溶媒和電子
マイナスの溶媒和電子(以下電子)はミトコンドリアを活性化させることが出来、ATPを増やすことが出来ます。
症例として、半月板損傷の痛みが消えた。パーキンソン病で歩けない方が歩けるようになった。重症筋無力症の方が一晩で治ってしまった。尿酸値が9から3.5まで下がってしまい、痛風発作がその場でとれてしまった。などが有ります。
自律神経失調症の方の場合、目元や頚椎上部付近(脳幹部)にアルミをあてがい直接副交感神経に働きかけさせます。すると、脳のα波が増え、疲れや自律神経系が休まります。
4,症例報告
1)40代女性
数年前からの不定愁訴があり、一人では運転も出来ないとの事で、ご家族の方の運転で来院されました。
2回目の来院の際に提携病院でのアトラスオーソゴナル専用レントゲンの撮影分析を行い、フェリチン値の測定も行いました。
フェリチン値の目標は150と言う数値ですが、結果として7.9しか有りませんでした。
栄養指導と並行して、アトラスオーソゴナルを含めた施術を行い、数回の施術でかなり改善しました。
ご自宅から、高速道路つかい3時間半と言う長い道のりですが、ご家族の協力の元、最初の内は週一回来ていただきました。
今では、ご自身で車を運転しお母様をつれて来られるほどに改善し、4週に一度のメンテナンスで来られています。
2)40代男性
20年間パニック障害で悩まれていた男性です。
院に入ってこられた瞬間に判る位お疲れな状態で、会話もままならないような状態でした。首肩に力が入りっぱなしの状態で、病院にて社会不安障害と診断されたとの事。数年電車も乗れないとの事でした。
この方の場合も、アトラスオーソゴナルのレントゲン撮影の際に、フェリチン値を測定して頂きました。女性の場合は月経などの関係でフェリチンが不足する事が多いのですが、男性も少ないことも意外と多いです。
この方の場合、15.8でかなり少ない状態でした。
栄養指導と施術の平行で20年来のパニック症が2か月ほどで改善し、この数か月は特に何の症状も感じられず、良好な状態だそうで、4週に一回のメンテナンスを行っています。
又、ご自身の体験から、お子さんにも栄養素を考えて当院でお薦めしたサプリメントを飲ませているとの事です。
3)14歳男子中学生
起立性調節生姜でお悩みの男子中学生です。
頭痛、吐き気、めまい等が有り、半年以上学校に行けていない状態との事。病院や良いと思われる治療はありとあらゆるものを試したそうです。アトラスオーソゴナルが良いと聞くとさいたま市から大阪のアトラスオーソゴナルをされている整骨院まで通ったが、なかなか改善せず当院に来院されました。アトラスオーソゴナルを大阪まで受けに行かれていたそうですがその整骨院ではアトラスオーソゴナル専用のレントゲンも撮らず右から2回、左から2回アトラス(C1)の矯正をしたそうです。そんなアトラスオーソゴナルは有りません。正確な専用レントゲンを撮影し分析して1度の矯正で終了します。そんないい加減な事をされている院は本当にアトラスオーソゴナルを謡うのはやめて欲しいです。どんどん悪化させてしまう可能性の方が高いです。
初めて当院に来院されたときは話をしてもボーとしていて頭を小栗とする位しか反応が有りませんでした。と2回目の施術前に提携病院にてアトラスオーソゴナル用レントゲンを撮影分析し、貯蔵鉄のフェリチンを測って頂きました。
フェリチンは3.7で極度の鉄不足で栄養指導と並行して施術を行い、登校再開出来る様に1ヶ月でなりました。しかし、良い状態と悪い状態の波が有り、2か月後にはフェリチン値47まで上昇。そのあたりから段々調子が良くなりぐっと良くなりました。
最初の来院から1年がたったころには147までフェリチン値は上昇し、受験勉強に取り組み、埼玉県で最も偏差値の高い公立高校に合格し、ラグビーを始めたとの事でした。今ではラグビーを行う為の身体のメンテナンスとして1か月に1度来院されています。
詳しくは下記の番号よりお問い合わせください。
☎ 0487697862