• お問い合わせ ご予約フォーム
  • LINE予約

強い刺激は神経機能を抑制し、最も強い刺激は神経機能を停止させる~アルントシュルツの法則~

 

アルントシュルツの刺激法則とは、刺激の強度と神経や筋の興奮性について述べた法則です。
人間は

・弱い刺激は生命活動を活性化して
・中程度の刺激により促進を起こし
・強度の刺激は鎮静させて
・最強度の刺激は停止させる

とされています。
わかりやすく言うと、マッサージやストレッチは強くやればそれだけ効いているような感じがしますが、実際一番カラダに効果があるのは中ぐらい、痛気持ちい好きにはちょっと物足りないくらいの強さだという事です。
当院の患者さんの中にも強く押して欲しい・強く揉んで欲しいと、強い刺激を求める方が多数いらっしゃいます。
ここで、味覚や嗅覚・聴覚を思い出してください。

味が濃いものが美味しいでしょうか?
香りが強いものが良い香りでしょうか?
大声で話せば通じるでしょうか?

 

違いますよね。

味も香りも声も、適切な濃さ・強さ・大きさがあります。
逆に、濃く・強く・大きくなればなるほど、人間の感覚は鈍化してしまいます。

 

 

当院の新たな治療法SLテクニックは、筋肉や靭帯の中にある菌紡錘・腱紡錘という刺激受容センサーに適切な刺激を与える事で人間の体に備わっている「反射」という反応を利用して体を緩めています。
強く押したり揉んだりではない、老若男女問わず受けていただける、低刺激で効果の高いテクニックとなっています。

 

 

又、当院では押したり、揉んだりしない最新のカイロプラクティックテクニックである「アトラスオーソゴナル」を実践しています。
アトラスオーソゴナルは第一頸椎(アトラス)の捻じれや傾きをレントゲン分析の元、オーソゴナル(正常な角度)に調節するテクニックです。
アトラスの捻じれや傾きによって脊柱全体がバランスを取ろうとして捻じれを起こします。その結果として、骨盤の傾きが生まれ下肢長差が出ます。
吊るしたチェーンを想像していただけるとわかりやすいと思います。吊るしたチェーンの一番上をアトラスと仮定します。一番上のチェーンを回すとそれに伴って下に連なるチェーンたちも捻じれてきます。
脊柱でも同じことが起こるのです。
逆を返せばアトラスを正常な位置に調節することにより、アトラスに連なる脊柱はバランスを取り、正常な位置に戻ります。
この結果として、先程あであった下肢長差はそろったり、逆転したりします。(逆転すると施術の結果としてExcellentとなります。)
脊柱が正常になると神経や筋の状態も正常な働きを取り戻すので、自律神経を休めたり、脊椎の関する筋が緩みます
つまり、免疫力向上や自律神経失調症の改善、筋肉のハリが取れたりする効果が生まれます。(本場アメリカでは、免疫力が上がる為、風邪をひいたらまず上部頸椎の治療、風邪予防のために上部頸椎の治療、腰が痛くても上部頸椎のみの治療をすることはごく当たり前のことです。)
詳しい内容についてはこちらのアトラスオーソゴナルについて詳しく書かれたこちらのブログをご参照ください。