• お問い合わせ ご予約フォーム
  • LINE予約

コレステロール、中性脂肪について

Q29. 血中中性脂肪値と体脂肪の関連性。

血中脂肪値が多いが、体脂肪が標準

だったり、血中中性脂肪が少ないが、

体脂肪が多い場合。

A29. 中性脂肪は余ったエネルギーを脂肪として

貯めるために、運んでいく途中の血液中の

脂をみています。従って、中性脂肪値が高

い状態が継続的に続いていれば、体脂肪は

、少しずつ高くなります。そして、中性脂肪

が低い状態が続いていれば、体脂肪は少

しずつ低くなります。この例にあるような、

中性脂肪が多いのに、体脂肪が標準の人

というのは、この時たまたま何日間か食べ

過ぎがあっただけか、或いは、まだ太り始

めの時期ということでしょう。中性脂肪が

少ないが、体脂肪が多い人は、最近は

頑張って摂取エネルギーを減らして、

少しずつ肥満の解消に向かっている状態

を示していると考えていいと思います。

Q30. 総コレステロ-ル値が低くなったのに

、アミラーゼ値が上がるのは、なぜか。

A30. 総コレステロール値を変動させる要因と

アミラーゼ値を変動させる要因は、別々

です。従って、総コレステロール値が低く

なり、アミラーゼ値が上がることも下が

ることも変わらないこともあります。

Q31. 成長期の子どもの高コレステロールは、

どうすれば良いのですか。肥満などの

生活習慣には、特に問題が無い場合とします。

A31. 成長期の子どもでは、ホルモンの材料で

あるコレステロールは、大量に必要になり

ます。この結果、成長の著しい時には、

コレステロール値は一般に低くなります。

一方、成長期の直前には、コレステロール

を溜め込むために、コレステロール値は高く

なります。従いまして、一度の測定でコレス

テロールが高い、低いということは、すぐ心

配することではないという場合がほとんどで

す。値が極端に低い、或いは高いという場

合には、病気が隠れていることもありますの

で、校医の先生を含めて医師に相談してください。