• お問い合わせ ご予約フォーム
  • LINE予約

当院で行うアトラスオーソゴナルカイロプラクティックは専用レントゲンと正確な検査を必要とします。

今回はアトラスオーソゴナルカイロプラクティックについて、実際に撮影中の様子やレントゲンを交え解説していきます。
アトラスオーソゴナルカイロプラクティックにおいて専用レントゲンの撮影分析は必要不可欠です。

アトラスオーソゴナルテーブル


※今回のブログは専門用語が多くなるので、赤文字を読んで頂けれれば概要が分かります。

目次
1,アトラスオーソゴナルカイロプラクティックとは
2,レントゲン撮影
3,レントゲン分析
4,アジャストメント
5,施術結果の評価
6,まとめ

1,アトラスオーソゴナルカイロプラクティックとは


現在、カイロプラクティックのテクニックは300以上もあると言われています。
どのテクニックも独自の歴史背景、理論が有りその中でも新しいテクニックです。
人間は、二足直立姿勢をとるようになってから、それまでなかった脊柱への重力が掛かると同時に、二足歩行という不安定な状態を維持する姿勢保持機構を発達させてきました。人間が二本の足で直立できるのも、姿勢反射と呼ばれる脊題を中心とする反射機能と、前庭と脳幹の複雑な高次機能によるものです。これにより絶えず頭を体幹の中心に保とうとバランスを取ります。そのため頭を支えている上部頚椎部のずれに関連する緊張性頚反射による補正作用がその下の脊椎に構造的な歪みをきたすことになる。
またこの上部頚椎部分は、重要な神経組織が非常に多く集まっている部分であるうえに、脳から出てくる脊髄が最初に通る部位であり、さらには脊椎の中でも可動域が大きく不安定な部位であるためこの部位にゆがみが生じると全身に及ぼす影響は計り知れないものとなります

そこで、この上部頚椎部分を正常な位置に戻し神経の機能を正常化することが重要となってきます。
アトラスオーソゴナルカイロプラクティックとは、頭を支えているアトラスを水平にしてその上の頭蓋骨及びその下の脊椎との関係を正常な位置関係にすることにより、脊柱全体のバランスをとり、脊髄神経の通り道を正すことで身体全体を構造的・神経学的にニュートラルな状態にすることを目的とするテクニックです。

“アトラス”とは第一頸椎のことを表しており、“オーソゴナル”とは直角という意味です。
このテクニックは1950年にパーマー大学を卒業し、1952年にDr. Grosticに師事したDr. Roy W. Sweat とジョージア工科大学の数学者の共同開発により1981年に開発されました。このテクニックのためには、まず正確な専用レントゲンが必要となります。
そのレントゲンを基に専用の分析定規を使って分析をし、矯正の方向を求め、そのリスティングに合わせてアジャストメントを行う。施術の評価には、レッグチェック、スキャニングパルペイションを行い、当院ではそれに加え脳神経に対するストレステストを行います。

 

2,レントゲン撮影

正しくアトラスオーソゴナルカイロプラクティックを行うためには、合計4枚のレントゲン写真が必要となります。
当院では、専用レントゲンを、提携医療機関にて医師の診察の元撮影をおねがいしています。


当院が提携している医療機関はこちらです。
・プライムクリニック(鴻巣)
・埼玉県央病院(桶川) 
・京メディカルクリニック(越谷)

正確なアジャストメントを行うためには、レントゲン撮影時の患者の配置とX線装置のアライメントが精密でなければなりません。
(1) サジタル(側面像)
(2) フロンタル(正面像)
(3) オープンマウス(開口像)
(4) ホリゾンタル(頭頂像)

また、アジャストメントの後には再度のスキャニングパルペーション、レッグチェック、脳神経に対するストレス検査を行います。

(1) サジタル(側面像)

(2) フロンタル(正面像)

(3) オープンマウス(開口像)

(4) ホリゾンタル(頭頂像)

3,レントゲン分析


アジャストメントの正しいベクトルを決定するために、レントゲン分析もまたレントゲン撮影と同様に注意深く正確に行わなければなりません。フロンタル(正面像)とホリゾンタル(頭頂像)の分析には、専用にデザインされた分析定規を使用します。

(1)サジタル(側面像)



何らかの奇形や病理の有無を評価し、さらに、コンタクトポイントとなるアトラスの横突起の位置や乳様突起及び下額骨との位置関係を確認します。
頸椎の前弯(ストレートネックなどになっていないか)や椎間板の状態、頸椎の変形の有無などを確認します。
まれに後小橋や頸椎が多く存在するなどの奇形、骨折(歯突起骨折や棘突起骨折など)、埋没鍼などが見つかる事が有ります

(2)フロンタル(正面像)


頭蓋骨の中心線、アトラスの中心線、下部頸椎の中心線をルールに従って求め、それらの線の関係を調べることで頭蓋骨・アトラス・下部頚椎の関係を計測します。また、C2の軸転、後頭顆・第二頸椎上関節面の円弧の直径なども計測し、全ての情報により前頭面におけるアジャストメントの方向や角度を求めます。

(3)オープンマウス(開口位)



閉口位ですと歯にかぶってしまって見えなくなってしまうことがあるので開口位で撮影します
又、口を閉じている状態と開けている状態とではアトラスとアクシスの大きさの割合が違って見える事が有ります。
以前は開口位での撮影はされていませんでしたが、現在は開口位での撮影が必要とされています。

(3)ホリゾンタル(頭頂像)


頭蓋骨の中心線を求め、頭蓋骨に対してアトラスがどれだけ動転しているかを計測し、水平面におけるアジャストメントの方向や角度を求める。これらの要素から実際のアジャストメントの方向、角度を3次元的に求める。この分析において、頭蓋骨の奇形、関節面の奇形なども考慮に入れているというところも、このテクニックの特徴のひとつです。
ホリゾンタルは、アトラスを頭頂から撮影したもので、アトラスの回旋を確認します。
この回旋が高度になると脳幹と呼ばれる生命維持に最も重要な部位に対し、強い締め付けを与えてしまいます
アトラスは解剖学的には左右6°までしか回旋しないとされていますが過去に強い衝撃を受けたことのある場合や自律神経系に問題をお持ちの方などはとくに6°以上の回旋をしていることが多いように感じられます。

4,アジャストメント


アジャストメントは、レントゲン分析より角度や方向を参考にして、アトラスオーソゴナルアジャスティングテーブルにより、耳の後方にあるアトラスの横突起に力が伝わるように、スタイラス(機械の先端部分)を皮膚に接触し、非常に軽い力(6ポンド)で素早く矯正されます。

当院では世界に二台しかない最先端の『LOTUS』と呼ばれるテーブルを使用しており、正確なアジャストメント(矯正)を行う事が出来ます。

5,施術結果の評価


治療の評価として仰臥位レッグチェック、頚椎上部後方の圧痛・緊張などをみるスキャニングパルペイション、脳神経のストレステストなどを行います。
仰臥位レッグチェックにおいては、アジャストメント前にどちらの足がどれだけ短いのかを記録しておき、アジャストメント後に再度チェックを行い、改善していることを確認します。

スキャニングパルペイションでは、アジャストメント前の項椎上部後方の圧痛や緊張などを確認し、アジャストメント後に再度触診を行い圧痛や緊張が改善していることを確認します。レッグチェック及びスキャニングパルペイション、脳神経ストレステストにおいて、改善しない場合は角度や設定等を微調整して再度アジャストメントを行い、再チェックを行います。


上記の検査により施術前、施術後の評価を行う事で、そもそもこの施術が必要なのか、施術の結果がしっかりと出ているのかを確認することが出来ます。

6,まとめ

今回は当院で行うアトラスオーソゴナルカイロプラクティックについて詳しく解説を行っていきました。
安全で正確な施術を行う為には専用レントゲンを撮影分析を行い、高度な検査も必要とされます。
日本国内では医師、歯科医師、獣医師で無いとレントゲン機器の保有や、撮影が出来ないので医療機関と提携する必要が有ります。
過去のブログにアトラスオーソゴナルカイロプラクティックについて詳しく載せていますのでご確認ください!


過去のブログはこちら↓

頚椎レントゲンを撮影・分析することで安全な施術を!

目次
1,アトラスオーソゴナルカイロプラクティックとは
2,レントゲン撮影
3,レントゲン分析
4,アジャストメント
5,施術結果の評価
6,まとめ

 

お問い合わせ

お問い合わせは、お電話にてお問い合せいただくか、下記のメールフォームよりご連絡ください。
お電話、メールによりご対応させていただきます。

メール送信完了後、当サイトよりメールが届きます。
(携帯の場合、メールが受信できるよう、ドメインの受信許可設定をお願いいたします。)

お名前 *
フリガナ *
メールアドレス *

※確認のため2度入力してください。

電話番号
住所
郵便番号
都道府県
市区町村
番地、建物名など
お問い合わせ内容 *
確認 *