カイロプラクティックとは
カイロプラクティックは、1895年に米国人D.D.パーマーによって創始されたヘルスケアで、アメリカを中心に世界80カ国以上で行われています。現在では、米英豪など世界主要30カ国で法制化されています。
その後、この技術体型はギリシャ語のcher(手)とprakticos(技術)からとったChiropractic(カイロプラクティック)と名づけられ、B.Jパーマーを中心に多くの人たちの努力と研究の結果、科学的・医学的に認知され、現在ではアメリカを始めとした各国で(アメリカではドクター資格)国民の健康維持に貢献しています。
カイロプラクティックでは、自然治癒力を含めた人間の能力は神経系によってコントロールされていると考え、脊柱のねじれが末梢神経を間接的に圧迫し、これが人体の機能低下を引き起こして、数々の症状となって現れていると考えています。
カイロプラクティックでは、この脊柱のねじれを取り除くことにより、神経機能の低下を取り除き、人間が本来持っている自然治癒力を発揮して症状改善させ、健康に導きます。
カイロプラクティックは、直接症状を治すものではありません。病気を治しているのは、自然治癒力(身体の内にある治す力)なのです。カイロプラクティックの役割は、症状の原因を治し、その「自然治癒力(内なる力)を最大限に引き出す」事なのです。
カイロプラクティックでは、自然治癒力を含めた人間の能力は神経系によってコントロールされていると考え、脊柱のねじれが末梢神経を間接的に圧迫し、これが人体の機能低下を引き起こして、数々の症状となって現れていると考えています。腰痛を訴え来院された患者様の自然治癒力が高まる事により、糖尿病、血圧等までも良くなる事があるのです。症状だけを取り除こうとする治療では、そのような事は起こりません。
定期的にカイロプラクティックを受けている方は、受けていない方と比べ免疫力が200%あった。とニューヨーク国立癌研究所 所長 Drロナルド・ペローは発表しています。
カイロプラクティックでは、脊柱の捻れを治すことにより、神経機能を正常にして人間が本来持っている自然治癒力を最大限に発揮させ、病気になりにくい身体、病気になったとしても治りやすい身体を作り、健康に導く事が目的なのです。
カイロプラクティックと現代医療の違いを田んぼに例えてみましょう。
苗は水源からの水によって生き生きと育っています。しかし用水路が土砂で塞がれ水の供給がなくなるとどうなるでしょう。田んぼの水は、干上がり、苗は枯れはじめます。現代医療の殆どが枯れ掛けた苗に水を運び、苗を生き返らせようとする事や植え替えたりする対処療法なのです。
それに対し、カイロプラクティックは用水路に詰まった土砂を取り除くことで、水が流れ出し苗を生き返らせるのです。この流れ出した水こそが人間が生まれながらにして平等に持っている自然治癒力なのです。
次に視点を変え、カイロプラクティックを構造の観点から説明します。
地盤の悪いところに家を建てたり、地震や災害で土台が狂えば家は傾きます。家が傾けば柱も床も傾き窓枠もねじれて、戸は開閉どころか全く動かなくなります。この傾いた家を直そうと思えば基礎からやり直さなければ完全には直りません。
現在の医療は構造の観点からも単に床や窓枠などを直そうとする事が主流になっています。膝がいたいといえば膝を、肩が痛いといえば肩を、シップや電気治療、注射あるいは投薬などの対処療法なのに対してカイロプラクティックは根本原因を取り除く療法なのです。