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症状と原因は違う!!

症状と原因は違う!!
 
多くの患者さんが、腰が痛いと腰ばかり、肩が凝れば肩ばかりを気にして来院される方が殆んどです。

確かに病院に行くと、腰が痛ければ腰のレントゲンを撮り、肩が痛ければ肩のレントゲンを撮ります。
それは、保険の治療のためにはしょうがない事です。安全確認のためという事では正解だと思いますが・・・・・。
 
しかし、症状と原因は違うということをお話します。
 
腰が痛くなる原因としては、腰部椎間板ヘルニアや、ぎっくり腰・狭窄症・・・・・・。
など多々ありますが、カイロプラクティックでは、なぜヘルニアになったのか?ぎっくり腰になったのか?その原因を探し原因を治していくのです。
 
そのため、腰痛でもお腹の筋肉を緩めると痛みが取れたり、首を矯正するとぎっくり腰がその場で良くなったり、足首を矯正すると痛みがなくなったりします。
場合によっては、栄養素の問題で身体が水分不足の時は、お腹の奥のほうにある”大腰筋(だいようきん)”と呼ばれる筋肉が弱化する為、腰を支える筋肉に負担が大きくなってしまいます。
その時は、水分を取れば大腰筋の力は元に戻り、腰を支える筋肉の負担が軽くなり腰痛は消えてしまうことも大変多いのです。
以前、誰もが知っている大きな病院の医師が来院されたときのエピソードです。
 
その医師は、頭痛を訴え来院されました。
 
患者さんには薬を出すが、自分ではあまり飲みたくない。とのことでした。
色々な検査をしてレントゲンも撮って頂き分析しました。すると右足首に捻挫の兆候を見つけたので、
その医師に「以前捻挫をしたことがありませんか?」と尋ねたところ、「捻挫をしたことは無い。」とのことでした。
しかし、足首がおかしいので、足首の矯正をし安定をさせる為に固定用の足首サポーターをして頂き少し歩いて頂きました。
私はその医師に、「今、頭痛ありますか?」と尋ねると、「なんで頭痛が取れているのか?まったく痛みが無いのはなぜ?」
と、質問されたので、私は先ほど話したように「足首に問題があったからその原因を治しました。」とお伝えしました。
 
治療後、その医師は「そういえば小学生のころ強い捻挫をしたことがあった。だいぶ昔のことなので、忘れていた。」との事でした。

足首に問題を抱えている方に多いのですが、10年・20年前の捻挫が今の問題に繋がっている事が多いです。

人体は構造的には下から上に、神経的には上から下に考えて治療をしていかなければなりません。
 
その医師は、足首が原因で頭痛が起きていました。
 
幾ら丈夫な家を立てても田んぼのようなところに家を建てれば傾いていってしまいます。
建物が傾くことにより腰という窓や肩という窓が開かなくなってしまったとします。
腰という窓や肩という窓をいくら治しても、土台からしっかり治さなければ、又直ぐに窓は開かなくなります。
 
土台(原因)を治さなければ症状は消えません。一時的に気持ちが良いだけの治療では治していくことはできません。
 
科学的にしっかりと原因を分析してその原因を治すことにより、はじめて症状も消えるのです