福島県の原子力発電所からの放射能漏れが報道で取り上げられていますが、
放射線量は午前10時以降50マイクロシーベルトで安定していたが、午後1時44分ごろ1557マイクロシーベルトに上昇。その後直近は184マイクロシーベルトまで下がったという事ですが。ここで1時間に1557マイクロシーベルトという話が出ていましたが、これはどれくらいかというと、
胸部で0.1ミリシーベルト、胃透視で15ミリシーベルト、CT検査で20ミリシーベル
この数字からみるといかに少ないかわかると思います。単位に注意してください。
原発からの放射能の量は単位がマイクロシーベルト。
放射線検査の単位はミリシーベルト。
1000マイクロシーベルトが1ミリシーベルトですから、
胸部レントゲンを1時間かけて10回撮影していると考えるとわかりやすいでしょう。
ちなみに年間で自然界の放射能被爆というものは、2.5ミリシーベルトと言われており、
実際に飛行機に乗るとこの100倍の被爆量になると言われています。
これを単純に365日、24時間で割り算すると、ニューヨークの往復くらいということになります。
逆を言うと、レントゲン検査の被爆量は海外旅行に行くことを考えると、メチャ少ない事がわかると思います。
その為どちらかと言うと、携帯電話の方が身体には良くないのでは、という話が出ます。