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カイロプラクティックとぎっくり腰

ここ最近、気圧の変化のせいか、急性腰痛(ぎっくり腰)で来院される患者さんが多くいます。
今回は、ぎっくり腰についてのブログとなります。

1,ぎっくり腰とは
2,急性腰痛(ぎっくり腰)を起こす原因
3,ぎっくり腰になってしまった時の対処法
4,ぎっくり腰にならない為の予防策
5,ファミリーカイロプラクティック院で行うぎっくり腰の対処法
6,まとめ

 

 

 

 

 

 

 

1,急性腰痛(ぎっくり腰)とは

ぎっくり腰とは「急性腰痛」の通称であり、何らかのタイミングで腰がを痛めてしまう症状の事を言います。
腰に響くような痛みが有ったり、立ち上がろうとすると腰が抜けそうな感覚など痛みの感じ方は人によってさまざまです。
臀部や足にしびれを感じる場合などは腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症など別の疾患による併発症の可能性も考えられます。
他にも腰椎圧迫骨折など、ぎっくり腰ではない症状との鑑別が難しく、ほっといてしまうと、症状が悪化してしまうケースが多くありますので、早急に専門家の治療を受けましょう

2,急性腰痛(ぎっくり腰)を引き起こす原因

 

 

 

 

 

ぎっくり腰の原因はさまざまですが、主なものには以下のようなものがあります

①突然の動作や急激な姿勢の変化:急速に体をねじったり、重いものを持ち上げたりすることで、腰に負担がかかり、筋肉や靭帯に負傷を引き起こすことがあります。

②無理な姿勢の維持:長時間同じ姿勢を保ったり、背中を丸めたり、伸ばしすぎたりすることで、腰に負担がかかります。

③筋力不足:腰周りの筋肉が十分に強くない場合、身体のバランスが崩れ、腰に過度の負担がかかりやすくなります。

④腰椎の変性:腰椎の椎間板や関節が変性することで、腰に痛みや違和感が生じる場合があります。

⑤姿勢の悪さ:長期間にわたって正しい姿勢を保たないことが、腰の負担を増加させる要因となります。


これらの要因が一緒に作用することもあります。予防策としては、適切な姿勢の維持や体の柔軟性や筋力を向上させるエクササイズを行うことが挙げられます。また、物を持ち上げる際には正しい姿勢を意識し、急激な動作や姿勢の変化を避けることも重要です。

 

3,ぎっくり腰になってしまった時の対処法

 

 

 

 

 

 


①安静にしすぎない: ぎっくり腰の痛みが強い場合、安静にしすぎてしまうと、かえって動けなくなってしまう事が有ります。負担が掛からないように屈伸をしたり、歩いてあげる事で、筋肉の血流量を上げ、プロスタグランジンやブラジキニンと言った痛み物質を排除し、筋緊張の低下を促す事が出来ます。

②水分の補給:水分が不足すると腰を支えるインナーマッスルである【大腰筋】が弱化を起こします。大腰筋が弱化を起こすと腰を支えられなくなり、姿勢が崩れ痛みの原因となります。

③冷却と温熱療法: 最初の48時間以内には、痛みや腫れを軽減するために冷却パックやアイスパックを腰に当てることが効果的です。それ以降は、痛みを和らげるために温湿布や温熱パッドを使用することもできます。

④ストレッチや運動: ぎっくり腰が改善されると、ストレッチや運動を行うことで筋肉の柔軟性を回復させることができます。ただし、やっていい運動とやってはいけない運動が状態によって異なるので、専門家に相談してから行うことが重要です。

⑤専門家の診察: 症状が重篤である場合や自己処置で改善しない場合は、必ず専門家に相談しましょう。適切な治療やリハビリプログラムを受けることで、早期に回復することができます。

ぎっくり腰は個人によって症状や治療方法が異なるため、一般的な対処法が必ずしも効果的とは限りません。そのため、個々の症状や状況に合わせて適切な対処法を見つけるために、専門家の意見を求めることが重要です。

4,ぎっくり腰にならない為の予防策

 

 

 

 

 

①適切な姿勢の維持: 長時間同じ姿勢を保つことはぎっくり腰の原因となります。立つときや座るときに背中をまっすぐに保ち、腰に負担がかからないように心がけましょう。

②運動とストレッチ: 腰や背中の筋肉を強化するための適切な運動やストレッチを行うことが重要です。特にコアエクササイズや腰回りのストレッチが有効です。

③重いものを持つときの注意: 重いものを持ち上げるときは、膝を曲げて腰を使わず、腿の筋肉を使って持ち上げるようにしましょう。また、体を軽く保ちながら持ち上げることも大切です。

④体重管理: 過体重は腰に余分な負担をかける可能性があります。健康な体重を維持するためにバランスの取れた食事と適度な運動を心がけましょう。

⑤適度な休息とストレス管理: 長時間の座り仕事や一定の姿勢での作業をする場合は、定期的に休憩をとり、ストレッチを行うことが重要です。また、ストレスも筋肉の緊張を引き起こす要因の一つなので、ストレスを溜めないように心がけましょう。

⑥正しいマットレスと枕の使用: 寝具が身体に合っていない場合、腰に不必要な負担をかける可能性があります。適切な硬さのマットレスと枕を選ぶことが重要です。

⑦過度な負荷を避ける: 急激な運動や重いものを持ち上げるなど、腰に過度な負荷をかける行為は避けるようにしましょう。

5,ファミリーカイロプラクティック院で行うぎっくり腰の対処法

 

 

 

ぎっくり腰の状態によっても異なりますが、患者さんの状態に合わせて適切な治療プランを立て、対称します。

①アイシング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


炎症が強い場合にはアイシングの処置を行う事が有ります。

・炎症の軽減: ぎっくり腰には、筋肉や靭帯の炎症が発生することがあります。アイシングは、血管を収縮させて血流を抑制し、炎症の進行を抑える効果があります。

・痛みの軽減: アイシングは、局所的な冷却効果によって神経の伝達速度を遅らせ、痛みを和らげる効果があります。また、冷たさによって痛みを感じる神経の活動が抑制されるため、痛みの感覚が軽減されることがあります。

・筋肉の収縮を抑制: ぎっくり腰の場合、痛みや炎症によって筋肉が収縮しやすくなります。アイシングによって筋肉が冷却されると、筋肉の収縮が抑制され、症状が和らぐことがあります。

・浮腫の軽減: ぎっくり腰による急性の痛みや炎症によって、局所的な浮腫(腫れ)が起こることがあります。アイシングによって血管を収縮させることで、浮腫を軽減する効果が期待されます。

②アトラスオーソゴナル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当院では、専用レントゲンを分析し、頚椎(首の椎骨)の第1頚椎である「アトラス」の位置を調整することによって、身体のバランスを整え、様々な症状の改善を図る治療法である【アトラスオーソゴナル】を行っています。アトラスは頚椎の最上位に位置し、頭と胴体をつなぐ重要な役割を果たしています。アトラスが正しい位置に戻ることで、身体の骨格や神経系、筋肉のバランスが改善され、様々な症状の改善が期待されます

・神経系の影響: アトラスオーソゴナル療法は、首の第1頚椎である「アトラス」の位置を調整することで、神経系に影響を与えます。ぎっくり腰の場合、神経系の働きが妨げられることがあり、アトラスの調整によって神経の圧迫や緊張が緩和され、疼痛の緩和が見られます。

・身体のバランス調整: アトラスオーソゴナル療法は、アトラスの位置を正常な状態に戻すことで身体全体のバランスを整えます。ぎっくり腰は身体のバランスが崩れることによって引き起こされることがありますが、アトラスの調整によってバランスが改善され、腰の負担が軽減される可能性があります。

・筋肉の緊張の緩和: アトラスオーソゴナル療法によって、筋肉の緊張が緩和されることがあります。ぎっくり腰の場合、周囲の筋肉が緊張していることがありますが、アトラスの調整によって筋肉の緊張が減少が見られます。

・脳神経ストレスの低下:頸椎上部の中には脳幹(生命維持に最も重要)と言われる脳の一部が介在します。上部頸椎のサブラクセーション(捻じれや傾き)があると脳神経自体が圧迫され、神経の伝達が出来なくなり、脳神経自体に直接的なストレスを与えてしまいます。脳幹は中脳、間脳、橋、延髄で構成されますが、中脳には【側坐核】と呼ばれる部位が存在し、側坐核では、ストレスを感じるとストレスを痛みとして認証してしまう機能が有ります。サブラクセーションが解決されると神経の伝達が正常となりストレスが改善され、疼痛が緩和されます。

③COXテクニック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

COXテクニックは、脊椎専門医のDr. James Coxによって開発された、腰痛や脊椎の問題を治療するための特殊な治療法です。主に椎間板ヘルニアや脊椎の変性などの問題に対して効果的な治療法です。
COXテクニックがぎっくり腰に効果的な理由は下記の通りです。

・脊椎の伸展と屈曲: COXテクニックでは、特殊なCOXテーブルを使用して脊椎を伸展させたり屈曲させたりすることで、椎間板や神経根の圧迫を緩和します。ぎっくり腰の場合、脊椎や椎間板が圧迫されたり捻挫したりすることがありますが、COXテクニックによってこれらの問題が緩和されることで、痛みや不快感が軽減される可能性があります。

・神経の圧迫の軽減: ぎっくり腰の症状の一部は、神経根が圧迫されることによって引き起こされる場合があります。COXテクニックによって脊椎の正常な位置関係が回復されることで、神経の圧迫が軽減され、痛みやしびれが改善される可能性があります。

・炎症の軽減: ぎっくり腰には、炎症が関与することがあります。COXテクニックによって脊椎が伸展されることで、周囲の組織への圧力が軽減され、炎症が軽減される可能性があります。

・安全性と非侵襲性: COXテクニックは、手技療法であり、外科手術や薬物療法などのような侵襲的な治療法に比べてリスクが低いとされています。そのため、ぎっくり腰の治療において安全かつ効果的な選択肢となります。

④NEO TECHTRON ONEP-6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

低周波(表面)~高周波(深部)をランダムに刺激するランダムアクセス波が採用された電気治療器です。
痛みや痺れをとるハイボルトを流すことが可能となります。


【ランダムアクセス波とは】
4種類の周波数をランダムに切り替えながら、ハンマーの出現間隔もランダムに行う波形です。
少ない不快感で患部に十分な刺激を届けます。

【ネオV3(ネオブイキューブ)波とは】
Valuable Vertical Voltage waveformの略。
従来の波形に高電圧のパルスによる電気刺激を重畳させた波形です。

WAVE A: ランダムアクセス波(治療全般に使用します)

WAVE B: 1秒間に2回の筋収縮

WAVE C: 1秒間に4回の筋収縮

WAVE D: 「1/fゆらぎ」感覚のリズム

WAVE E: 1秒間に8回の筋収縮

WAVE F: 「1/fゆらぎ」感覚のリズム に強弱を入れた刺激

治療時間やインターバルなどの組み合わせで、幅広い治療を行うことができます。

神経ブロック効果(ウェデンスキー抑制)
低頻度刺激による筋収縮→遅筋のポンプ作用による炎症性発痛物質の除去
内因性鎮痛系への疼痛抑制(エンドルフィン理論)
自律神経刺激による血管拡張作用
非対称性矩形波→上行性鎮痛系の促痛

⑤超音波 イトー US-750

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊東超短波性超短波治療機です。

・筋肉の緊張を緩和する: 超音波は組織の深部にまで届き、筋肉の緊張を和らげることができます。ぎっくり腰では、筋肉が過剰に緊張していることが一般的であり、超音波はこれらの緊張を緩和するのに役立ちます。

・炎症を軽減する: 超音波治療は、局所的な炎症を軽減するのに役立ちます。ぎっくり腰では、腰部の筋肉や靭帯に炎症が起こることがあり、超音波によってこの炎症を軽減することができます。

・血流を促進する: 超音波は血流を促進する効果があります。血流が増加することで、栄養や酸素が組織に運ばれ、修復が促進されます。ぎっくり腰の治癒に必要な栄養素や酸素が組織に効率的に供給されることで、回復が早まります。

・痛みを軽減する: 超音波治療は、痛みを軽減する効果もあります。ぎっくり腰では、筋肉の緊張や炎症が痛みの原因となることがあり、超音波によってこれらの症状が改善されることで、痛みが和らぎます。

また、同じ伊東超短波性干渉波のES-530を使ったコンビネーション治療が可能であり、
超短波を流しつつハイボルテージ療法が可能となります。

⑥PHYSIO RADIO STIM

 

 

 

 

 

 

 

 

 


酒井医療器のラジオ波です。
・神経根の遮断: ラジオ波治療では、神経に沿って電極を配置し、ラジオ波の熱エネルギーを使用して神経組織を遮断します。神経根が圧迫されたり炎症が起こったりして腰痛を引き起こす場合、この神経遮断によって痛みが軽減されることがあります。

・炎症の軽減: 腰部の筋肉や神経組織に炎症がある場合、炎症を軽減することが重要です。ラジオ波治療は、炎症を引き起こす組織に熱を加え、炎症を軽減する効果があります。

・長期的な痛みの管理: ラジオ波治療は、神経根に対する効果的な遮断を通じて、長期的な痛みの管理に役立ちます。他の方法では十分な痛みの緩和が得られない場合や、薬物療法による副作用が問題となる場合に有益です。

・持続的な効果: ラジオ波治療は持続的な効果があります。神経遮断や炎症の軽減が長期間にわたって持続することが期待されます。

まとめ

ついこの間までは、寒く、段々と暖かくなってきましたが、気温や気圧の変動によりぎっくり腰を起こす患者さんが非常に増えています。
今回のブログでは、ぎっくり腰を起こす原因や、ぎっくり腰を予防するための手段を記載しましたが、万が一ぎっくり腰を起こしてしまっ患者さんはご相談ください!
ぎっくり腰は、起こして直ぐの対処が予後を左右する重要なタイミングです。
最初の対処を間違ってしまうと、症状改善までに時間がかかってしまうリスクが高くなりますのでご注意ください!

1,ぎっくり腰とは
2,急性腰痛(ぎっくり腰)を起こす原因
3,ぎっくり腰になってしまった時の対処法
4,ぎっくり腰にならない為の予防策
5,ファミリーカイロプラクティック院で行うぎっくり腰の対処法
6,まとめ

 

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