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カイロプラクティックと顎関節症

今回はカイロプラクティックと顎関節症についてと、当院で行っているアプローチについてのブログとなります。

 

1,顎関節症とは
2,顎関節症の種類
3,顎関節症の症状
4,顎関節症の原因
5,顎関節症を悪化させる原因
6,顎関節症が続く期間
7,ファミリーカイロプラクティック院で出来る顎関節症改善方法
8,まとめ

1,顎関節症とは

顎関節機能不全は、顎の関節や周囲の筋肉や靭帯に影響を与える症状です。これらの状態は、顎の痛み、頭痛、口の開閉の困難など、いくつかの問題を引き起こす可能性があります。
顎関節は下顎の骨と頭蓋骨を関節し、咀嚼や話すなどの動作を行います。
一般成人人口の 5% ~ 12% が何らかの形の顎関節症を患っています。顎関節症は男性に比べ女性が約2倍多いと言われています。20歳から40歳までの人が顎関節症を発症する可能性が最も高くなります。

2,顎関節症の種類

・顎関節の疾患
・咀嚼筋の障害
・顎関節症が原因で起こる頭痛。

3,顎関節症の症状

顎関節症の症状は多岐にわたり、次のようなものがあります。

・顎の痛み
・顔面の痛
・肩や首の痛み
・顎が硬くなる
・口を開けたり閉じたりすることが困難になる
・顎が鳴ったりクリックしたりする
・頭痛
・片頭痛
・耳が痛い
・歯痛
・耳鳴り(耳鳴り)
・歯の噛み合わせの変化(不正咬合)

4,顎関節症の原因

顎関節症の原因は一つではありません。むしろ、さまざまな要因が絡んで症状が出てくる場合が殆どです。

顎関節症の原因には次のものが考えられます。

・顎の怪我(顎の骨折や脱臼など)
・歯ぎしりや食いしばり(ブラキシズム)
・顎関節の関節炎
・不正咬合(歯が正しく噛み合わない場合)
・ストレス
・手関節、足関節の怪我や緩み、硬さ

5,顎関節症を悪化させる原因

顎関節症の原因となる要因を常にコントロールできるわけではありません。しかし、次のような習慣が顎関節症を悪化させる可能性があります。

・歯を道具として使う(衣服のタグをはがすなど)
・姿勢が悪い。(これにより、首、肩、顔の筋肉に過剰な負担がかかる可能性があります。)
・ペン、鉛筆、その他の物を噛む(一般的な「神経質な習慣」行動)
・氷を噛んだり、ガムを過度に噛んだりする
・食べ物を大食いする。(顎の筋肉を酷使する可能性があります。)
・日中の歯ぎしりや食いしばり
・うつ伏せ寝

6,顎関節症が続く期間

大抵の場合は、顎関節症は 1 ~ 2 週間で自然に治ります。しかし、状態によっては数か月、場合によっては数年も続くこともあります。顎関節症は短期(急性)または長期(慢性)の場合があります。

7,ファミリーカイロプラクティック院で出来る顎関節症改善方法

構造学的アプローチ

①カイロプラクティック

カイロプラクティックケアは、主に筋骨格系の状態と脊椎の関係に重点を置いています。脊椎を確認し、椎骨を矯正することはカイロプラクティックケアの主な焦点であり、さまざまな問題を改善します。
カイロプラクティックは、顎関節の不快感を取り除き、関節機能を改善させます。頸椎位置のサブラクセーション(ずれ)は顎関節症の症状を引き起こしたり悪化させたりする可能性があるため、カイロプラクティックケアが顎関節症に苦しむ人に効果的な事は多くの研究で実証されています。
顎の痛みや緊張を軽減するために、顎関節を微妙に調整したり再調整を行います。顎関節への圧力を軽減し、正常な位置に戻すことで顎関節症の症状を緩和させます。顎関節症の症状には、姿勢矯正と睡眠姿勢がとても重要です。首や肩の問題が顎の関節や筋肉にストレスを与え、それが痛みの増大につながる可能性が有ります。座っているときや寝ているときの悪い姿勢は、顎関節症の症状進行の一因となる可能性があります。睡眠時の姿勢に関して、うつ伏せで寝ることは避けて下さい。米国理学療法協会では、ガムを避ける、柔らかい食べ物を食べる、歯ぎしりを減らす、夜間に頭と首をサポートするために枕を使用するなどのライフスタイルを変えることを推奨しています。
顎関節症の痛みをコントロールするために、姿勢をコントロールすることが長期的な症状抑制につながります。
足関節や手関節のアライメント不良や関節のゆるみ、怪我の後遺症で顎関節に問題が出る事が有るのでチェックとケアーが必要になります

また、当院では、アトラスオーソゴナルカイロプラクティックと言われるテクニックを行っています。
アトラスオーソゴナルカイロプラクティックでは、専用の頸椎レントゲンを撮影、分析を行い上部頸椎が正しく90度に保つように、第一頸椎の位置を矯正(アジャストメント)するテクニックです。科学的・生体力学的な手順に基づいて、脊椎サブラクセイション(ずれ・歪み・正常な状態から逸脱したもの)を探し出し、矯正するカイロプラクティックテクニックです。
アトラス(第一頸椎)の不整列は、全身の骨格に影響を与えます。更に、頭蓋骨・下顎骨と頚椎の関係性にも重篤な影響を及ぼします。その結果、頭蓋骨に歪みが生じ、左右が非対象となり、顔面の歪みが生じます。
顎関節単体で直接的にダメージを受けることよりも、頭部が重心を失った事で生じる構造学的に負荷がかかり、代償として顎関節に負担が掛かり炎症を生み出します。
また、顎関節の咬合に大きく影響を及ぼし歯の健康に密接に関わります。また、副鼻腔炎・顔面痛・顔面麻痺と大きく関わることも有ります。
顎関節症で痛みがあったり、顎が歪んでいる場合のほとんどは、成長期や生まれながらの構造に問題がある場合が多く、局所的治療だけでの改善は非常に困難となります。

アトラスオーソゴナルについて詳しくはこちら👇

「アトラスオーソゴナルカイロプラクティック」の歴史と当院での施術のながれ、レントゲンの必要性をご紹介いたします。!

物理療法

①超音波療法

超音波とは人間の耳では聞こえないほど高い周波数(20kHz以上)で振動する音波と定義されています。この超音波の機械的振動を生体に照射して、治療効果を上げるのが超音波療法です。超音波を照射すると、その機械的振動によって生体組織が加温され、生体内にある数μmの微小な気泡が圧縮と拡張を繰り返し、細胞膜を適度に刺激して細胞を活性化させます。超音波が組織内を伝導する時には、靭帯や腱、その他結合組織などの深部組織で超音波エネルギーは急速に吸収され減衰し、熱エネルギーへと変換されます(温熱効果)
超音波は、組織に深い熱を与え、細胞の可動性を改善させます。顎関節症の痛みの治療に使用されることもあります。Journal of Physical Therapy Scienceに掲載されたある研究では、エクササイズに超音波を併用すると、エクササイズのみと比較して、より大きな痛みの軽減と可動性の向上が得られることがわかりました。

②レーザー治療

顎関節のレーザー治療では、「フォトバイオモジュレーション」と呼ばれるプロセスを使用して、顎と周囲の筋肉の不快感、痛み、炎症、腫れを緩和をする事が出来ます。関連する「細胞内生体分子」と相互作用して、ATP と呼ばれる体の化学的形態のエネルギーの生産を増加させるのに役立ちます。
また以下の効果が見られています。

・細胞代謝
・DNAの生産
・細胞複製
・損傷した細胞の交換、再生、修復

レーザー治療を行うと、血流が増加し、損傷した顎の関節や筋肉に蓄積する細胞老廃物が減少します。これは「血管新生」と呼ばれ、治癒と適切な機能の回復に必要な新しい毛細血管やその他の血管の形成する事が出来ます
顎関節のレーザー治療によって引き起こされるプロセス全体が、損傷した細胞を除去するため、慢性炎症を引き起こすサイクルを断ち切ることができます。この治療法は活性酸素を減少させ、細胞の生存を促進すると同時に細胞への損傷も軽減します。光療法はまた、組織修復を促進するために必要な天然の抗炎症物質であるサイトカインを放出し、増加させます。同時に、「炎症促進性」サイトカインとプロスタグランジン(痛み物質)を減少させ、痛みを軽減します
研究により、顎関節症の患者は6か月の治療後に下顎の可動域の改善と痛みの軽減が実証されています。
13個の研究データによると、レーザー治療は、照射された関節包の痛みを軽減するだけでなく、抗炎症効果がある事報告されています。
顎関節レーザー治療は、光エネルギーを使用して顎関節の周囲の組織に深く浸透し、関節自体に頭痛などの症状の緩和を含む即時の緩和をもたらします。

顎関節レーザー治療における効果のまとめ

・筋肉の炎症を即時に軽減
・即時の痛みの軽減
・顎内の酸素と血流を増加させることで治癒を促進
・非侵襲的治療
・無痛
・副作用が見られない
・約10分の短い治療時間

まとめ

顎関節症では、男性よりも女性に症状がみられるケースが多く、短期間での炎症が起こる急性症状と、数か月から数週間にわたり症状が継続する慢性症状の2パターンあります。
顎関節症は、生活習慣により問題が起きる場合が多くみられ、一つの原因だけでなく、いくつもの複合的原因で起こる場合が有ります。
症状が出る原因や悪化させてしまう原因をもう一度よく理解し、生活習慣の見直しと、適切な処置を行う必要があります。
顎関節症でお困りの方はお問い合わせください。
ファミリーカイロプラクティック院では、34年蓮田市で営業しております。
蓮田市内の方だけではなく、駐車場も10台完備されていますので、近隣の白岡市、伊奈町、さいたま市岩槻区の方も来院しやすくなっております。
日曜日も営業していますので、急な痛み等有りましたらご連絡ください。

1,顎関節症とは
2,顎関節症の種類
3,顎関節症の症状
4,顎関節症の原因
5,顎関節症を悪化させる原因
6,顎関節症が続く期間
7,ファミリーカイロプラクティック院で出来る顎関節症改善方法
8,まとめ

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