桜も満開となり段々と気温が高くなるって来ました。
あなたは本当に水分は足りていますか?
腰痛の原因と言われている、腰の奥の方にある筋肉で【大腰筋】という筋肉があります。
この筋肉は、水分が不足してしまうと弱化を起こし、張りやすくなったり腰痛を引き起こすのです。
その為、同じような動作をした時でも水分不足の状態で行う方が、腰へのストレスは多くかかり、腰痛やヘルニアなどになるリスクが増加します。
それに加えて、新たな情報を手に入れましたのでご紹介したいと思います。
それは、【水分不足によって運動のパフォーマンスが低下する】というものです。
特に、筋力・持久力に影響を及ぼすそうです。
ある研究ではどのぐらい数値が下がったかと言うと
・持久力は8.3%の低下
・筋力は5.5%の低下
・パワーは5.8%の低下
したそうです。
『脱水』というとおおげさに聞こえるかもしれませんが、ここで言う脱水とは体重の1%以上の発汗なのです。
(運動前後の体重減少はほぼ水分です)
この脱水を防ぐには
・練習、試合前までに尿が透明or薄黄色になるまでしっかりと水分補給
・練習前後の体重減少を1%以内に抑える
を目安とすることを推奨されています。
漠然と健康の為、と言われてもイメージが湧きにくいかもしれませんが、上記のような腰痛予防やパフォーマンスが低下してしまう。
と言われると、水分補給の大切さが伝わりやすいかなと思います。
水分補給の目安として
体重×40 が一日に必要な水分量だとよく言われています。
(例:50(kg)×40=2000ml(2ℓ))
また、人間の一日の水分蒸発量の目安が
尿:1ℓ~1.5ℓ
汗:500ml~
呼気吸気:300ml~
と言われています。
体温・気温・運動量で変化はしますが、上記の数値を基本として水分摂取の参考にしてみて下さい。