解かりやすい説明が紹介されていましたので載せておきます。都内のお医者様のブログです。
今、しきりに放射線被爆について恐れている人が多く、
そのために風評被害によって多くの地域の方々が困っています。
自然界の放射能被爆というものは、
年間で2.5ミリシーベルトと言われています。
言い換えれば2500マイクロシーベルトですね。
そして飛行機に乗ると、
地上よりも100倍の放射能の被爆になるので、
年間では250ミリシーベルト(250000マイクロシーベルト)。
これは年間の数値ですので、
1時間当たりに単純に割ると28.5マイクロシーベルトになります。
だから片道2時間のフライトですと、
往復で4時間ですから、
114マイクロシーベルトになるんです。
そうやってみると何時間もかけて海外に行くことよりも、
東京にいたほうが被爆量が少ないということになります。
海外に何度も仕事で行き来をしている方が、
今の数値を怖い怖いといっているのであれば大間違いです。
このようなことを知らないと今の風評被害をもたらしてしまいます。
ガソリンスタンドもスーパーもやっと落ち着いてきていますが、
この被爆問題に関しては、
本当に大げさに考え過ぎだと思います。
原爆の後、
みんな農作物の放射線量なんて測定もしていなかったでしょうが、
おそらく半径20キロ圏内の方々は普通に農作物も食べていたでしょう。
しかしそこの地域に癌が多いなんて報告もありません。
ちなみに2009年の統計では、
癌の死亡者数は人口10万人に対して、
男性336.4人、女性213.6人で合計550人です。
単純に割り算すれば0.5%です。
これは死亡者数で考えているので、
実際、早期診断で完治しているかたも考えればこれ以上の確立になります。
この数字は、
今、汚染されているとされた野菜や牛乳を何百キロと摂取して起こる危険性より低いんです。
単純に騒ぎ過ぎですね…
むしろ、我々が検査の最中に被爆している放射線量のほうが遥かに上です。
ただ前提として、
全ての数値が正確である。
要するに国がデータ操作をしていないことが前提ですけど…