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椎間板ヘルニア(首・腰)の初期症状と対処法

椎間板ヘルニア(首・腰)の初期症状

『首や腰の痛み、手や足の痺れ』など心当たり有りませんか?
今回は頸椎・腰椎椎間板ヘルニアによる症状と当院で行う治療法を解説していきます。

目次
1,ヘルニアってそもそも何?
2,椎間板ヘルニアを発症する要因
3,ヘルニアの対処法
4,当院でのアプローチ
5,  まとめ

 

1,ヘルニアってそもそも何?


『ヘルニア』ってよく聞くけど、そもそもヘルニアってなに?
そう感じる方沢山いるのではないでしょうか。
ヘルニアとは 身体の中の一部が、あるべき場所から出てきてしまった状態を「ヘルニア」と言います。 
つまり、ヘルニアとは首や腰にかぎったことでは有りません。
例えば、『脱腸』と言われる足の付け根の辺り(鼠径部)で筋膜が薄くなっている部分から、腸などの内臓が腹腔外に飛び出してしまったものを『鼠径ヘルニア』と総称したりします。
今回このブログで紹介するヘルニアは『頸椎椎間板ヘルニア』、『腰椎椎間板ヘルニア』についてです。

 

椎間板ヘルニアとは?

脊椎は、椎骨と呼ばれる骨が連結してできた物です。
7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎、その下に1個の仙骨と2~3個の尾骨で構成されています。
その椎骨間には椎間板(後頭骨と第1頸椎間、第1頸椎と第2頸椎間を除く)があります。椎間板は、水分をたくさん含んだゼリー状の髄核(ずいかく)と、それを取り囲む線維輪(せんいりん)と呼ばれる二重構造になっており、脊椎に対する圧力を分散させることにより、クッション材の役割を担っています。

加齢などの退行性の変化や椎間に対する物理的ストレスにより髄核を取り巻く線維輪に亀裂が入り髄核の一部が外に飛び出します。この押し出された髄核が神経を圧迫するため、痛みを生じます。この状態を放置すると、髄核が押し出されて、痛みや痺れが強くなっていきます。
また、椎間板ヘルニアは8割の方が患っていると言われています。しかし、すべての方が神経を圧迫しているわけではないので症状があるとは限りません。
胸椎は頸椎や腰椎に比べ可動性が少ないためストレスを受けにくくヘルニアになりにくいと言われています。

 

椎間板ヘルニアの症状

 

頸椎椎間板ヘルニアの場合

・一側性で肩や手に部分的に激しい痛みや放散痛が生じるタイプ
しびれを生ずる場合もあります。
この場合には、最初の数日間は首の寝違いとよく似た鈍痛・違和感などの後頚部症状があり、手や肩、背中の放散痛や鈍い痛みやしびれがみられます。

・しびれから運動障害や下肢の障害まで起こすタイプ
両手の「しびれ」がみられたり、両手を使って行う細かい動作が徐々に出来にくくなったり、両足先からしびれてきたり、歩行が不自由になるなどの症状がみられます。

 

腰椎椎間板ヘルニアの場合

腰痛やいわゆる「ぎっくり腰」のような症状が認められ、数日後に、一側の下肢へと放散する激しい痛みや「しびれ」(坐骨神経痛)、感覚異常、筋力低下、反射低下等が生じます。こ症状は一側下肢のみであることが典型的ですが、両下肢に症状が出現する場合や、排尿や排便に障害が認められる場合もあります。

 

2,椎間板ヘルニアを発症する要因

頸椎椎間板ヘルニアの場合
  • 長時間のデスクワーク
  • 猫背など、姿勢が悪い
  • 激しいスポーツ(コンタクトスポーツ)
腰椎椎間板ヘルニアの場合
  • 重い荷物を運ぶ仕事
  • 中腰の姿勢で作業
  • 体をひねる動作を頻繁にする
  • 猫背など、姿勢が悪い
  • 男性
  • 喫煙

    意外な要因だと思いますが、喫煙もヘルニアの要因となります。椎間板には血管が無い為、椎間板の周囲の毛細血管から染み出た栄養分を吸収しています。
    タバコに含まれるニコチンが、椎間板周囲の毛細血管を収縮させ、栄養が充分に行き渡らなくなり椎間板を変性させます。
    また、遺伝が影響する場合も有りますのでご家族で椎間板ヘルニアの既往が有る場合は注意が必要です。

 

3,ヘルニアの対処法


椎間板ヘルニアの要因で記載した要因をまずは見直しましょう。
症状を改善するには原因と逆の事をすることが大切です。
また、長時間同じ姿勢をとり続けない、重い物を持つ際に膝を確り曲げる、コルセットの着用、姿勢の改善なども必要になります。
しかし、痛いからといって動かないでいると筋力低下が起こります。
今まで筋力で支えていたものが支えられなくなり、症状が悪化する場合も有ります。
頸椎椎間板ヘルニアの場合、上を向くと症状が悪化することが有りますのでお気お付けください。
中脳の側坐核という場所はストレスを痛みに変換させます。ストレスを解消することも症状改善に必要な対処法です。



4,当院でのアプローチ



頸椎椎間板ヘルニアの場合

手技アプローチ、カイロプラクティックアプローチ(AO、ディバーシファイド・SO・AK・アクティベーターメソットなど)、物理療法アプローチ等行います。
アトラスオーソゴナルは、専用のレントゲン撮影を提携病院にて行い分析をします。アトラス(第一頸椎)をオーソゴナル(正常な角度)に調整することで脊柱の傾きやねじれを改善させ、脊柱が正常な状態になることで、椎骨の間にある椎間板の症状を改善させるのに効果的です。




アトラスオーソゴナルについて詳しい内容はこちらのページをご覧ください。

また、超音波治療器や、低周波領域から高周波領域まで入るアクセスランダム波を出す特殊な電気治療器、疼痛緩和などにも有効なマイナス溶媒和電子の機械などもあります。

アクセスランダム波作用機序と効果

  1. 神経ブロック効果(ウェデンスキー抑制)
  2. 低頻度刺激による筋収縮→遅筋のポンプ作用による炎症性発痛物質の除去
  3. 内因性鎮痛系への疼痛抑制(エンドルフィン理論)
  4. 自律神経刺激による血管拡張作用
  5. 非対称性矩形波→上行性鎮痛系の促痛
  6. ハイボルトによる疼痛除去作用

当院で使用している機材につきまして詳しくはこちらのページをご覧ください。

 

腰椎椎間板ヘルニアの場合


手技アプローチ、カイロプラクティックアプローチ(ディバーシファイド・SO・AK・アクティベーターメソットなど)、カイロプラクティックテーブルによるアプローチ(コックステーブル・トムソンテーブル等)理学療法アプローチ(マッケンジーテーブル)や頸椎椎間板ヘルニア同様、超音波やアクセスランダム波によるアプローチ、ラジオ波による坐骨神経痛の改善などをすることができます。

 

☆特殊なカイロプラクティックテーブル、理学療法テーブル


①コックステーブル



コックス・テクニック Cox techniqueに使用する専用テーブル。(アメリカ製)
日本国内におよそ100台程しか入ってきていません。
ジェームス・コックス(James M.Cox) は腰椎椎間板のフレクション(屈曲)、ディコンプレッション(減圧)により椎間板ヘルニアを治療する特別な牽引器具、コックステーブルを開発しました。
テーブルは脊椎関節の正常な生理学的可動域を生む為に設計され、ソフトで軽い矯正で体の本来の動きを取り戻します。
炎症を起こした神経根を牽引することで炎症を起こしているか圧縮された脊髄神経の圧迫を減圧していきます。
コックステクニックでは椎間板と髄核の動きに注目しています。
脊柱を屈曲させると、髄核は後方へ変位し、脊柱を伸展させると、髄核は前方へ変位します。
Gary Jacob D.C.によると「最終可動域で動きが制限されそしてその部分で痛みがあり、
その反対への動きでは可動域の制限がなくその動作をしている間痛みがある場合、動きが制限された方向への動きが好ましい動きである。」
実際の臨床において、米国では腰痛の対策として脊椎に運動を加えるテクニックは臨床的に効果が高いと認められています。
コックステーブルは腰痛において高い効果が得られます。



②トムソンテーブル

トンプソン(トムソン)・テクニックThompson Techniqueに使用する専用テーブルです。(アメリカ製)
クレイ・トンプソン(J.Clay Thompson)は脊椎の分節を素早くスラストして動かすドロップ(降下装置)機能がついたテーブルを考案しました。骨盤の変位をパターン化し、下肢長差との関連を付けたました。
メジャー・サブラクセイションが頸椎にあるかどうかを、左右の下肢長差の変動によって判定する検査法を取り入れます。
この頭・胸・腹・下肢と4ケ所に分かれたドロップ機能付きベッドを使い患者を寝かせたまま素早く、最小の力でスラストが行えます。
短下肢、触診、神経の反応をもとに治療を行います。

 

③マッケンジーテーブル

マッケンジーテクニックに使用する専用テーブル。マッケンジーセラピーは、ニュージーランドの理学療法士ロビン・マッケンジーによって開発された治療法です。脊椎原性の痛みを主訴とする諸症状、およびそれに付随する症状(頭痛など)を治療対象とします。

一般に、人は日常生活で頚椎・腰椎を問わず、脊柱は屈曲位におかれている時間が長く、屈曲動作を強いられ続けています。その結果として起こる椎間板の後方変性が、ギックリ腰をはじめとする腰痛の本態であるというのが、マッケンジー理論です。

 

 

腰椎椎間板ヘルニアで椎間板の中に有る水分が多い若い方はマッケンジーを行い、椎間板の中の水分が少なくなり繊維質になったある程度年齢が上の方は、COXを行います。

 

当院では、機械使用料は基本的に頂きません。施術費の中に含まれます
*一部例外を除く

料金表はこちらをご確認ください

5,まとめ

椎間板ヘルニアを患っている方は非常に多くいらっしゃいます。
当院では、検査を行い多くの選択肢から状態にあった施術法行います。
また、ご自宅で出来るセルフケアー指導も行っております。
ご質問等は、お問い合わせフォームまたは直接お電話ください。(お問い合わせフォームからご連絡の場合、折り返しのお電話をさせていただく場合がございますのでご了承ください。)

目次
1,ヘルニアってそもそも何?
2,椎間板ヘルニアを発症する要因
3,ヘルニアの対処法
4,当院でのアプローチ
5,  まとめ

 

 

 

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